仙台->東京->トークショー

2010-03-07 22:49

新プロジェクトの打ち合わせで仙台へ。メディアテークは、実に9年ぶりに訪れる。
館内を色々探索。展示したら面白そうな場所を探す。

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翌朝、新幹線で東京に戻り、1月に亡くなったおばさんの納骨に出席する。
亡くなったとき、ボクはボストンで、お葬式には出れなかった。
おばさんは、若いときからずっと東京に住んでいて、旦那さんを早くに亡くしていたので一人暮らしだった。
旦那さんは、画家だった。
僕の実家には旦那さんの描いた大きな油絵が飾ってあって、小さい頃から毎日それを見ていた。どういう画家だったのか、社会的な評価がどうだったのかとか、そういうことは今も全く知らないが、その油絵は今でも鮮明に思い出せる。
高2の冬休み、冬季講習に通うために渋谷のおばさんの家に2週間ほど居候をさせてもらったことがある。あまり干渉せず、ほぼほったらかしで、食事の世話だけしてくれた。
とても居心地が良かった。
スクランブル交差点で女子高生に悪態をつかれたときに、
「こっちは渋谷に30年住んでんだ、なめんな!」と啖呵を切ったという話をなぜかよく覚えている。お金は大事にしなさい、とよく言われた。
ボクは、そんなおばさんがとても好きだった。

お墓に骨壷を入れる横で、いとこの3歳になる娘が笑っていた。

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日曜日は、東京都現代美術館でトークショー。ゲスト、というのも申し訳ないですが、
ダイトくんと色々話す、というか、ボクがダイトくんのプロジェクトに質問をする形にした。
意外に、普段、聞けてないこともあるもんです。

それから、千葉の科学館で「時間旅行展」やっています。作ったのは5年前ぐらいですが、今回、マシンのアップデートに合わせて、windows7 + oFに完全移植しました。

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それから、これを見た人から、ダイトくんに、こんなメールが来たそうですが、

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誤解なきよう、顔に付けている電極は、センサーです。電気は流していません。顔の動きをとっているだけです。泣いてしまったのは、電極がはがれないようにテープで固定していた(オトナはいつもそうやっています)のですが、そのテープの粘着力が強くて、というか、子供のキレイな肌だと、オトナよりもぴったりくっついてしまうようで、それを嫌がって泣いたのでした。さすがに電気は流しません。。


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